寝汗とは
脳や体を休ませるために、睡眠中は体温を下げます。
体内の温度、つまり深部体温は日中は高く、夜は低くなるメカニズムを持っています。夜は深部体温を下げるため、体の表面の温度を上昇させます。睡眠中もこの働きが続き、上昇した表面温度を下げるために発汗をします。これが寝汗です。上述したとおり、健康な方でもコップ1杯の汗をかきます。
もちろん、気温により汗の量は変わってきますが、起きると汗で衣服がグッショリしていたり、寝汗で目覚めるといったことが頻繁にあるような場合は、自律神経失調症や更年期障害、肺結核などの病気の可能性があります。気になる方は医師の診断を受けましょう。